心ととのう お片づけと模様替え

年末年始や新生活など新しいことがはじまるときには、気分をリフレッシュさせたいもの。お部屋を片付けたり季節の模様替えをすることで、お部屋も心もリフレッシュして気持ちよく過ごせます。

お片づけのコツと整理整頓に活躍するアイテムや、新調することでワクワクした気分になれるアイテムをご紹介します。

お片づけのコツと整理整頓アイテム

きれいなお部屋を保つコツは、がんばりすぎず短時間でストレスなく片づけること。まずはものに住所を決めて、使ったらもとに戻すことを習慣に。収納アイテムは出し入れのしやすさが要です。すぐに片付けられないときは、一時的に避難できる場所をつくってまとめておきましょう。よく使うものはあまり細かく仕分けしすぎず、大まかにまとまっていればOKと、気持ちにゆとりを持って。

リビングルーム

散らかりがちなリビングをさっと片づけるのに便利なのが、インテリアに馴染むデザインの大きめバスケット。よく使うものはあまり神経質にならず、ざっとまとめてしまいましょう。大まかにまとめるだけでもお部屋は片づいて見えます。

ダイニング・キッチン

ものを取り出したりしまったりを繰り返す場所には、取っ手のついたものやトレー代わりにもなる浅型のバスケットがおすすめ。よく使う食材や道具は用途ごとにまとめ、バスケットごと持ち運ぶと便利で見た目もかわいらしくなります。

ワークスペース

デスク周りのこまごましたものは、小さなトレーにまとめていつも同じ場所に戻せるように。デスク上の掃除が簡単になります。ランドセルやバッグはデスク脇のハンガーへ。デスクに植物を飾ると、より清潔な印象になります。

ベッドルーム

服は収納に収まる量をキープ。1つ手に入れたら1つ手放すのが整理のコツです。下に棚やバスケットのついたハンガースタンドは収納力抜群。おやすみ前のスキンケアアイテムは、バスケットやトレーにまとめてベッドサイドに。

エントランス

スペースが限られている玄関には、掛けるタイプの収納を上手く使って。S字フックをプラスすれば収納力がさらにアップします。靴を履くときや、荷物置きに使うスツールも収納付きだと便利です。

すべてのお部屋に

整頓されていても見た目に生活感がありすぎると美しく見えないことも。整理整頓は見た目も大事。見せたくない日用品はフタ付きの収納で目隠しを。ダストボックスやティッシュボックスはシンプルですっきりしたデザインが◎。

掃除とメンテナンス

きちんと掃除をしてお部屋を気持ちよい状態に保ちたいけれど、毎日すべてを掃除するのは大変。掃除の目安をざっくりと決めて気軽にはじめてみましょう。
例えばハタキや床掃除は毎日ささっと。家具の拭き掃除は週に1回。高い場所のホコリ取りは月に1回。窓拭きなどの大がかりなものは半年に1回がおすすめです。

インテリアに馴染む掃除道具

よく使う掃除道具はインテリアに馴染むものを選んで、手に取りやすい場所へ置くのがポイントです。使いたくなるような見た目から入るのも、掃除を愉しむコツ。

愛着ある家具を長く使うには

つい忘れてしまいがちな家具のケア。
家具を長持ちさせ、インテリアを美しく保つためにも、半年に1回の定期的なケアをおすすめします。

季節の模様替え

季節の変わり目は、お部屋のしつらえを見直すタイミング。衣替えと同じように、3〜6か月に一度、模様替えでお部屋をリフレッシュすると気分転換ができます。 大きな家具は一度購入すると替えることは難しいですが、アートやファブリックなら少し季節感のあるものをプラスするだけで、簡単にお部屋の印象を変えることができます。

アートの掛け替えで気分転換

手軽にお部屋のイメージを変えられるアートポスター。季節の変わり目や来客時など、服を選ぶような感覚で、今の気分で好きなもの、季節に合ったモチーフなど、難しいことは考えずに直感で飾ってみましょう。

クッションでイメージチェンジ

ファブリックは気軽に模様替えできるインテリア要素。中でもクッションカバーは取り入れるのも手軽で、使わない時の収納場所にも困りません。春夏秋冬でカラーや柄を変えたり、気温に合った素材や質感を選んで愉しみましょう。

小さなラグでカンタン!季節のしつらえ

ベッドサイドや玄関など、ちょっとしたスペースに小さなラグが一枚あるだけで雰囲気を変えることができます。素材を変えて季節感を出したり、アクセントカラーでポイントにしてみたり。小さなギャベはチェアのクッションにも。

新調して暮らしをリフレッシュ

気持ちを新たにしたいときや、人を家に招くときは、お部屋を整える良い機会。古くなったものを整理しながら新しいものに取り替えて、暮らしを心地よくしつらえましょう。 普段遣いのちょっとしたものでも、新調すると背筋がピンと伸びる感じがします。するとまたお部屋をきれいに保とうという前向きな気持ちも湧いてくるのです。

肌に触れるものは清潔に

タオルやルームシューズなど、直接肌に触れることの多いアイテムは肌触りのよい良質なものを選んで。普段遣いのものこそこだわって選び、いつも清潔に保ちましょう。

香りで気持ちを整える

心地よい香りは心身をリラックスさせ、リフレッシュしてくれると同時に、空間を洗練された雰囲気に仕上げます。ルームフレグランスやハンドソープの香りを変えるだけでも、十分な気分転換になります。

植物でエネルギーチャージ

花や観葉植物を飾れば、お部屋の雰囲気も気分もアップデートできます。季節の花を眺めたり、毎日の成長を愉しみに育てる習慣が、お部屋をきれいに保つ意識をアップし、自然と活力が湧いてきます。

次は魅せる収納でインテリアをワンランクアップ。こちらの特集もご覧ください。

収納を飾る特集

理想のお部屋づくりの参考書

  • 『暮らしを愉しむお片づけ』小林夕里子

    イデーのディスプレイを統括するVMD担当による「暮らしを愉しむための整理術と飾る収納のコツ」をあますところなくお伝えする一冊。ものが多くても収納が苦手でも、片づいて見える部屋づくりの実践本です。

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  • 『LIFECYCLING』イデー

    さまざまな人々の住空間を訪ねて魅力あふれるライフスタイルを紹介する、イデーのインタビューマガジン『LIFECYCLING』書籍版。読み物としてもコーディネートの参考やビジュアル本としても愉しめます。

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