フィンランドデザイン界をリードするデザインチームKOKO3が手掛けたイデーオリジナルの家具シリーズKOTI(コティ)。「KOTI」は、フィンランド語で「家」という意味。温かみのある柔らかなデザインを、我が家の持つ温かさになぞらえています。
ヘルシンキや東京のような都市型の住まいにもマッチするモダンなテイストやサイズ展開、イデーの家具との相性の良さも魅力のシリーズ。
厳しい自然と共に生きるフィンランドの人々が大切にする、ライフスタイルにまつわる5つのキーワードと共に、これからの生き方や住まい方に合った長く愛用できるサイドボードとシェルフをご提案します。
幸福度が高いといわれるフィンランドでは、普段からこの5つのキーワードを意識して暮らしているといいます。
消費社会の日本にとって、フィンランドのライフスタイルはこれからの暮らしを考える上でとても重要な要素。KOTIシリーズには各所にこれらのキーワードを感じさせる要素が盛り込まれています。
まさにフィンランドのライフスタイルをそのまま形にした、といっても過言ではありません。
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過度な装飾はせず、モダンな空間にもナチュラルな空間にもすっと馴染むデザイン。
本体と扉の表面材にはペーパーヤーンファブリック、取っ手にはマットな真鍮をあしらい、フィンランドデザインらしい控えめながらもアートのように美しい、魅力的な仕上がりです。
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本体と扉の表面材には、木の繊維を撚り集めたような独特な風合いが楽しめるペーパーヤーンファブリックが貼られています。材料となるバージンパルプと天然コットンは、持続可能性に積極的に取り組みFSC認証を受けているノルディックペーパー社のもの。それをフィンランドのWOODNOTES社が20年の期間をかけ開発した、こだわりのペーパーヤーンファブリックです。
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サイドボード本体のデザインはできるだけシンプルに、観音扉のみ。シェルフはサイドボードにそのまま棚が付いたデザインです。
シェルフの棚板の固定にネジやボルトは使いません。簡潔ですっきりとしたデザインを実現するため、棚板の自重を利用した構造で、余分な補強をせずとも十分な強度が出るように考えられています。
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KOTIシリーズは、イデーの多くの家具を製造する北海道・旭川の工場で、確かな腕を持った木工職人が製造します。
ペーパーヤーンを額縁内にぴたりと納めることはとても難しく、ミリ単位の木工加工でこれを実現。また、シェルフの棚板を突き抜ける支柱と棚板に空いた穴の隙間を最小限に抑え、見た目にも美しく強度を上げる加工技術など、伝統の職人技が光る逸品です。
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サイドボードやシェルフは見た目だけでなく機能性も重要。
収納部分の扉の開閉はどんな方でもストレスなく使えるよう、プッシュラッチを使用し軽い力で開閉できます。内部には広い収納スペースが確保され、30mmピッチで可動棚が付いています。シェルフの棚は40mmピッチで可動。用途にあわせて細かな調整ができ、使いやすさを考えてつくられています。