「POOL」は大量に生産される素材や、ものづくりの過程で発生するハギレ・端材などを使用し、さまざまな企業・クリエーターとつながりながら、新たな価値のある商品をつくりだす取り組みです。
監修はminä perhonenのデザイナー、皆川明氏。オリジナルデザインの生地による服作りを行う皆川氏は、国内外の生産地と連携し、素材や技術の開発に力を注いでいます。
皆川明さんがスケッチした雪男(Lumi/ルミ)と小雪男(Lunta/ルンタ)。ウール100%ボア生地の残反を使用しています。
LINEUP無印良品のベッドリネンの生産過程で生まれるハギレで作った肌なじみの良いハンカチやポーチ。皆川明さんのスケッチが刺繍の図案になりました。
LINEUP奈良県の靴下工場で発生する残糸を使用して作ったソックス。足首とつま先のラインにポイントカラーを入れてアクセントにしています。
無印良品の天然素材ボックスシーツのハギレで作った履き心地の良いルームシューズ。お家で過ごす時間を愉しんでほしいという思いが込められています。
LINEUPPOOLの取り組みから生まれたデイリーウェア「いろいろの服」。天然素材を使い、ゆったりとしたワンサイズ展開で、着るたびに身体に馴染む優しい着心地です。
LINEUP山形の老舗ニットメーカーの残糸で作ったコットン素材のニットに、皆川明さんのアートワークをプリントしました。ことばを景色に見立てた印象的なデザイン。
LINEUPリトアニアのリネンテキスタイル工場の残反でトートバッグを作りました。表面にプリントされている数字は生地の用尺パーセントを表しています。
防虫・消臭効果があるとされるレッドシダーの端材をチップ状にして作ったサシェ。皆川氏の手描きイラスト入りです。
無印良品のソファカバーのハギレで作った巾着ポーチです。ざっくりしたリネン生地に革紐がアクセント。
生地産地に足を運ぶことから始まる、オリジナルデザインのテキスタイルによる服作りを行う「minä perhonen」を主宰。流行にとらわれないデザインと物づくりの思想は、北欧的なものと日本的なものの共通項として語られます。
http://www.mina-perhonen.jp/