リサ・ラーソンは、世界でいちばん「かわいい」ことを考えているおばあさん。
思わず「かわいい!」と声をあげてしまうようなリサ・ラーソン作品の数々をご紹介します。
リサ・ラーソンのグスタフスベリ社在籍時代(1954-1980)からフリーランス時代(1980-1992)のアイテムは、現在では制作されていないデザインも多く、その希少性と経年変化の魅力から大変人気があります。
数十年の時を経たヴィンテージならではの落ち着いた風合いを、お愉しみください。
リサ・ラーソンの代表作ともいえる人気のライオンシリーズ。
サイズ違いを親子のように飾るのもおすすめです。
日本限定の"Dieci Cat"や、丸い体ですました表情の"MIA Cat"など、ネコ好きな方への贈り物としても最適です。
ラインナップを見るふてぶてしい表情のブルドッグや優雅な印象のプードルなど、それぞれに個性的で愛くるしいドッグシリーズ。
ラインナップを見る丸いフォルムにとぼけた表情のフェニックス、首をかしげてこちらを覗く瞳が愛らしいテクラなど、さえずりが聞こえてきそうな鳥のシリーズ。
ラインナップを見る活発な男の子イギー、モヒカン頭のパンキー、のんびりやの女の子ピギー。
日本のみの限定商品。シリアルナンバーが付いています。
スウェーデンのSKANSENという名前の動物園にいる動物たちをモチーフにしています。
ラインナップを見る洋服をモチーフに1990年代から制作が始まりました。
お部屋にひとつあるだけで柔らかな雰囲気を運んできてくれます。
ユニセフ基金の為にデザインされた「世界のこどもたち」シリーズ。
世界中の8人の子どもたちで構成されています。
スウェーデンの陶芸学校を卒業後、グスタフスベリ社へ1954年に入社したリサ。専属デザイナーとして活躍した約20年の間に、穏やかで人懐こい表情をしたオブジェをつくる作風を確立しました。1979年にグスタフスベリ社を退社した後、フリーランスとして活動します。個展を開催しながら海外にも進出。スウェーデンを代表する陶芸作家として、特にアメリカや日本で愛されるようになりました。90年代に再びグスタフスベリ社に工房を持ち、現在は都心から少し離れた森の中で、画家のご主人と暮らしながら創作を続けています。
グスタフスベリ社から発表している作品は、まずリサが作ったオリジナルの型をとるところから制作がはじまります。できた型に原料をおしこめ、固まったら型をはずします。塗料をぬり、表面を磨きつつ表情を出していく作業を何度かかさねることで、一点一点が少しずつ表情のちがう作品になっていきます。最後に釜に入れて焼き、完成します。
リサがいつも楽しそうにしていて、とてもキュートな人物であるのと同じように、工房で働く職人たちもまたとても穏やかな表情をしています。型から出したばかりの作品を整え磨く男性や絵付けをする女性、釜に作品を出し入れする男性。全員がにこやかで愛情をもって制作に携わっています。大切に職人たちの手で仕上げられていく動物たちの表情は、ひとつひとつ異なります。
リサが今もなお作りつづけている作品たちは、手にとる人のお気に入りになるのを心待ちにしています。たくさんの動物やオブジェがつくりだす世界をじっくり覗いてみてください。きっと気の合う作品に巡りあえるはずです。