IDÉE SUMMER SALE 開催中!

Sverker Eklund

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Sverker Eklundスヴェルケル・エークルンド

スウェーデンの美術作家 Sverker Eklund(スヴェルケル・エークルンド)をご紹介します。斧とノミだけを使い手彫りで制作した天使は、神秘的というよりどこか愛らしさを感じる彫刻作品です。

普段は大きな彫刻を制作していますが、お子さんが生まれた際にアトリエの隅にあった余った木材で人形を作ったのをきっかけに長年この作品を作り続けています。
1年以上乾燥させた丈夫な木を、斧とノミだけで全て手彫りで制作しています。着色には、中世の美術絵画で油絵具よりも古くから使われていたテンペラという伝統的な塗料を、金色の部分には23Kの金箔を使用しています。

※7月16日(水)正午ごろ発売予定

Sverker Eklundスヴェルケル・エークルンド

スウェーデンの港町ヨーテボリで活動する現代美術家。スウェーデンを拠点に、国内外のギャラリーで展示会をおこなっている。

Buyer's eye

イデーディレクターの大島に、スヴェルケルさんの作品と出会ったきっかけなど話を聞きました。
作品を飾っている彼の自宅の様子とともにご紹介します。

はじめてスヴェルケル・エークルンドの木彫作品を見たのは、大阪でセレクトショップを営むdieciのオーナー田丸さんのご自宅でした。北欧デザインを中心に、世界中から集めたヴィンテージ、クラフト、フォークアートが飾られている素敵なお宅。中でも私の目を惹いたのが、スヴェルケルさんの木彫り作品でした。斧とノミだけで掘った木彫りは、荒削りなフォルムに対して、愛らしい天使の表情がとても魅力的だったのです。
それから数年後、田丸さんにスヴェルケルさんをご紹介いただき、クリスマスシーズンにイデーのお店で展示会を開催することができました。私もその展示会で天使をひとつ手に入れ、自宅に飾っています。

天使というモチーフから、少し宗教的な印象を持つ方もいるかもしれませんが、私はあまり気にせず他のアートやクラフト作品と一緒に玄関に飾っています。 眺めるたびに愛着が増す、お気に入りの彫刻作品です。

大島忠智 イデー ディレクター @oshima_tadatomo

宮崎県出身。大学卒業後、1998年にイデー入社。飲食事業部門のマネージャー、広報、バイヤー・商品企画・開発を経て、現在はブランドのディレクションを担当。インタビューウェブマガジン「LIFECYCLING」と音楽レーベル「IDÉE Records」の企画・運営にも携わる。公私共に親交の深い染色家、柚木沙弥郎さんとの「草の根運動」を綴った書籍「柚木沙弥郎 Tomorrow」も出版。

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