IDÉE - New Direction #9 - New Year / Early Spring 2025
心地良い陽射しが降り注ぐ大きな窓と
機能美とデザイン性に優れたモダンアイテムを組み合わせ、
壁の余白に気鋭の現代アートを飾る。
仕事も食事も共に過ごす使い勝手の良いテーブルには、
気に入った作家の器に季節感のある植物を活けて。
これからの自分らしい生活と仕事のバランスを創るネオ・ロフトライフ。
Sunlight streams through arched windows,
A well-laden bookcase proudly adorns one wall,
vintage furniture grows more charming with age,
while modern items bring functional beauty and design.
Assorted contemporary artworks make their presence felt.
Seasonal plants intermingle with beloved pottery on the table,
a place where meals and meetings unfold.
Neo Loft Living: Discover your ideal balance of work and life.
IDÉE - New Direction #9 -
New Year / Early Spring 2025
インテリアスタイリスト。主に雑誌、カタログ、TV-CM、エキシビション、ショップディスプレイなどのスタイリング、新規事業のディレクションなどを中心に活動。自身のプロジェクト"mountain morning"では、親密な交流をもつ写真家とのポストカード制作をはじめ、日頃から親交のあるショップやブランド、作家たちとオリジナルアイテムも開発。不定期でその世界観を具現化するエキシビションやマーケットも開催している。
Website: https://www.mountainmorning.jp/
Instagram: @fumikosakuhara
愛知県生まれ。名古屋造形大学・美術学科を卒業後、スタジオフォボスに入社。2005年より横浪修氏に師事し、2007年に独立。
Website: http://www.akikobaba.com/
Instagram: @akikobabaakiko
ブルックリン・SOHOスタイルを自分が今表現するならばと考えた時、まず最初に頭に浮かんだのは、象徴的なレンガに色と異素材を組み合わせることでした。壁面に大きなDonald Judd(ドナルド・ジャッド)のアートや色板を組み合わせたり、加える小物にも差し色やアクセントとなる素材を取り入れること。自分にとってそれはモダンさやポップさをプラスしていくことであり、一般的なブルックリン・SOHOのイメージをアップデートさせるために必要なことでした。ちなみに、個人的に大好きなLawrence Weiner(ローレンス・ウェイナー)のアートもこの部屋のキーアイテムのひとつです。
多国籍なプロダクトで組み合わせることも、積極的に考えました。そして「日本」の要素をポイントに取り入れることも。アートを飾ることは、ブルックリンスタイルに欠かせないことですが、ミズタユウジ氏のキャンバスアートのように、好きな場所に気軽に飾れる、でもしっかりと存在感を持つアートは、今の時代にとても似合うと思うのです。盛永省治氏のウッドベースや上甲清氏の藁細工の亀など、日本のモノが置かれる場所や組み合わせるプロダクトによって違った見え方をするのも、多国籍をミックスする表現の魅力だと思います。
作原 文子
度重なる革命により混沌とした時代。
教会や貴族階級の間では飛び交う銃弾を恐れ重厚な鉄の扉を求めたと聞きます。 高い位置に設けられた網戸状の小窓は馬上での役割です。路地など通りを照らすための壁面用街路灯。
フォルジュ ド ストラスブール社製 シェルフユニット。
近代化が進む産業発展の著しい1920年代、さまざまな製造現場を支えるために考え尽くされた、量産可能なユニットシステムの先駆けとなるアイデアによるアイテムです。
工場や施設などの為の大型のペンダントランプ。