Artist Interview

Lamie

ジュエリーに興味を持ったきっかけを教えてください。

元々モノづくりが好きで、彫金教室のワークショップに参加した時に、自分の手で自分の作りたいデザインでひとつのジュエリーを完成させることができる体験をし、そこからジュエリーづくりにのめりこみました。

ブランドとして活動を始めたきっかけやストーリーを教えてください。

2014年に「Lamie」をスタートしたので、ちょうど今年でブランド設立10年になります。
最初は自宅で制作して副業としてオンラインやイベント等で販売をしていたのですが、台東デザイナーズビレッジという、ファッションやデザイン系のインキュベーション施設に入居し、自分のアトリエを構えたタイミングで「Lamie」だけでやっていく決意をし、展示会やPOPUPイベント等に積極的に参加し、毎日新しいことの挑戦で忙しく過ごさせていただきました。

制作も信用ある日本の職人さんにお任せできるようになり、商品のクオリティも高く、作れるデザインの幅も広がりました。ブランド立ち上げ3年後くらいに、中目黒にアトリエを併設した直営店を構え、法人化しました。

作品のデザイン・制作をする上で、大切にしていることや心がけていることはありますか

見たことがない、と思ってもらえるようなデザイン、かつファッション性や実用性が高いモノ、遊びゴコロ、「Lamie」でしか表現できないモノを作っていきたいと思っています。「Lamie」のジュエリーを身に着けることで自信になったり、高揚感を感じたり、お守り代わりになったり、と身に着けた方の気持ちがプラスになるような存在になってほしいと思っています。

アイデアの原点や、創造性のために何かしていることはありますか。

美術館やギャラリーにはよく行きますが、日々の日常でも常にデザインのことを考えているし、自然と全てのコトがデザインに結び付くような気がしています。
自分の感覚を信じて、たくさんのイメージから“今”つくりたいモノ、今「Lamie」が発信したいモノを考えながら、その中で何を採用していくか、それを決断するのも難しい作業です。

いつも身につけたくなる、想い入れのあるアクセサリーがあれば教えてください。

「Lamie」のCollectionの中に “Charm” という天然石をつかったアイテムがあります。“Charm” = “お守り” のように着用してもらいたい、という想いから、ヒーラーの方とコラボし天然石ジュエリーができあがってから1点1点見ていただき、ヒーラーさんが読み取った石からのメッセージカードがついてきます。

天然石自体も珍しいイロ・カタチ・原石だったり、1点モノの特別感があるのですが、石からのコトバがあると、より大切にできたり、自分自身のモチベーションに繋がったり、プラスαになると私自身も思っているので、毎日大切に身に着けています。

これからも大切にしていきたいことや未来への想いを教えてください。

2021年に店舗を現在の中目黒川沿いに移転しました。
「毎日通いたくなるジュエリーショップ」をコンセプトにカフェ&バーを併設して、気軽にコーヒーやお酒を飲む方もいらっしゃる空間になっています。ジュエリーショップにはなかなか毎日行くことはないと思うのですが、カフェ&バーだと毎日気軽に通えるので、その中で私自身もお客様といろいろなお話ができるし、お客様同士も仲良くなったりさまざまな出会いが生まれる空間になっています。

お客様に喜んでいただけるようなジュエリーを作り続けていきたいと思うのは勿論なのですが、ジュエリーをつくって販売するだけというよりは、「Lamie」を通して人との繋がりやお客様とのコミュニケーションを大切にしていきたいと思っています。

Buyer's Comment

charmシリーズを一目見て、佇まいの美しさに魅了されました。身に着けることで気分が高揚するような、お守りのように大事にしたいジュエリーです。彫刻のような立体的なSpark collection等、中村さんのデザインの幅の広さにも驚きます。シンプルなデザインのお洋服にSpark collectionをアート感覚で着けたり、指先には肌を綺麗に見せてくれるcharmシリーズを着けて、この夏を楽しみたいと思います。

Lamie

オブジェや抽象彫刻のような立体的で大振りなデザインをアート感覚で身に着けることのできるジュエリーとして表現しています。シルバー素材の大振りなファッションジュエリーやK10、K18の華奢なコレクション、天然石を使った1点モノなど幅広く展開。