「自分のイラストを立体にしてみたい」との発想から、ワイヤーでのオブジェ制作を始めた山田氏。彼が制作するワイヤーアートの世界は、どこかストーリー性を感じさせるもので今にも動き出しそう。一つ一つ丁寧に制作され、立体的で奥行きのあるデザインが特徴的です。とても軽い作品ですので、棚の上はもちろん、天井から吊るしたり、壁に飾るのもオススメです。

「らくがきラビット」
名前のとおり、シンプルで自由に伸びた線で、デフォルメしたウサギを表現しました。

山田一成　Kazunari Yamadaワイヤーアーティスト / グラフィックデザイナー / アートディレクター
福岡県在住。デザイン事務所から独立後、独学でワイヤーアートの制作をはじめる。動物や昆虫をモチーフに、シンプルな曲線で作るワイヤーアートを探求、ストーリーを感じることのできる世界観を大切に日々制作中。アフリカを旅した際に出会った動物たち、子供の頃から身近に触れて遊んでいた昆虫たち、庭へやってくる小鳥たちなど、さまざまないきものが作品に大きな影響を与えてくれています。2006年、ワイヤーアートでは自身初となる展示会、"IDOU DOUBUTSUEN" を開催。以降、年に1.2回のペースで個展やグループ展にて作品を発表。