4 Seasons dishくらしを彩る器 春・夏篇

さまざまなつくり手とともに「美意識のある暮らし」を探求するプロジェクト、IDÉE CRAFTSが、
陶芸家・竹村良訓さんと料理家・冷水希三子さんと共につくる器"4 Seasons dish"。
テーマは「四季」。
自然の中で育み色づく食材や料理から想像し生まれた、使うほどに愛着が増す暮らしの器です。
2018年9月に発表した'Autumn - Winter'につづき、'Spring - Summer'の器が完成しました。
冷水希三子さんによる4 Seasons dishの愉しみ方やおすすめレシピをご紹介します。

About “4 Seasons dish”器について

器づくりのきっかけは、イデーと料理家が考える器ってどんなものだろう、という小さな想いから竹村さん・冷水さんのお二人に声をかけたこと。

季節の食材を使ったやさしい味の料理で幅広い活動を行う料理家の冷水希三子さん。料理だけでなく器選びに盛り付け、スタイリングに至るまで洗練されたセンスとしなやかな美意識は、多くの人を魅了しています。
そんな冷水さんにとって今回は初めての器づくり。寄り添って共に形にしてくれたのは陶芸家の竹村良訓さん。

「形体と色彩の組み合わせ」を追究し、工芸の枠に留まらない新しい価値観をもつ竹村さんが作る器は、斬新な色の組み合わせと美しい佇まいが魅力。ろくろで形づくり素焼きした生地に、服を着せるように直感的に色の組み合わせを決めながら釉薬を掛けていきます。

竹村さんにとっても、ここまで料理を意識したものづくりははじめて。旬な食材を旬な時期に味わうふだん使いの器をイメージして、お二人が丁寧に色や形を考えました。
テーマは「四季」。季節ごとに色づく食材や自然の彩りをインスピレーションに、冷水さんが基本の色のイメージを伝え、竹村さんが釉薬のサンプルを出し、器のイメージに合う色を選びました。'Spring - Summer'は、Calm、Sun、定番の4 Seasonsを加えた3色の表情豊かな色合いです。

Messageメッセージ

思えば最初のお話の中で、
冷水さんの「お互いに焦って作る理由がないからね」という言葉が印象に残っています。
本当に贅沢な時間と、多くの方々の手間ひまの掛かった今回のもの作りは、
イメージを共有する事の難しさをそのまま表わしているようにも感じました。
それでも、打ち合わせや撮影の度に冷水さんの料理をごちそうになりながらサンプルを重ねて、
思いの詰まったものが出来た気がします。
「春と夏」「秋と冬」、それぞれの四季のお皿をお楽しみください。
竹村 良訓たけむら よしのり

武蔵美術大学工芸工業デザイン学科、東京藝術大学大学院保存修復学科(工芸)終了。
文化財修復を修め、古陶芸の研究・復元制作も努めながら、漆芸技法の応用による陶磁器・漆器修復にも携わる。
現在は、陶芸家・修復家の活動を中心に、自身の陶房「橙」で指導も行う。

竹村さんの作品ラインナップはこちら
いざ考えるとなると「あ〜でもない、こ〜でもない」と、どんな形でどんな色がいいのか決めるのは難しかったです。
でも皆んなで意見を交換しながら、そして一番大切にしていた「自然な色と自然な形」が胸の中にあったので
ブレずに進めれられたと思います。
一見「自然な色と自然な形」って簡単そうですが、自然を物に写すというのは簡単ではなく、
四季折々の色は生まれた時から自然と目にしていて当たり前に心地よく過ごしてきたことを
心に思い描きながら探す作業はとても気持ちよかったです。
そんな思いを形にし、使っていただく人に届くことはとても嬉しい瞬間です。
冷水 希三子ひやみず きみこ

レストランやカフェ勤務を経てフードコーディネーターとして独立。
季節の食材をシンプルにまた食べたいと思える料理を心に、レシピ開発やコーディネート、スタイリングを手がける。
著書に「ONE PLATE OF SEASONS- 四季の皿」(アノニマ・スタジオ)、「スープとパン」「さっと煮サラダ」(ともにグラフィック社)など。

Lineupラインナップ

シチュエーションによってさまざまに使い愉しむことができる4 Seasons dish。
和洋問わず使いやすく、雰囲気のある有機的なフォルムの鉢を、S・M・Lの3サイズご用意しました。
カラーは春夏をイメージしたCalm(カーム)、Sun(サン)、4 Seasons(フォーシーズンズ)の3色です。

  • ・Calm:春の心地よい風をイメージした軽やかなイエロー。
  • ・Sun:夏の空や海に溶け合う色鮮やかなブルー。
  • ・4 Seasons:どの季節、どんな装いにもなじみ、受けとめてくれる白。

※イデーショップ 自由が丘店とオンラインショップにて限定販売

Small取り皿としてはもちろん、ちょっとした前菜を盛り付けるのにもちょうど良いサイズ

Mediumメインの器として使っても、汁もの料理の取り分け皿としても活躍するサイズ

Large竹村さんが自由に作り上げたアートピース。大人数の料理をより引き立てる、いわば主役の器

'Autumn-Winter'のラインナップ

Recipe冷水希三子さんが使う、フォーシーズンズ ディッシュ

さくらんぼのマリネとヨーグルト

花そのもののようなカーム、元気を目から運んでくれるサンの小皿。 春のフルーツやチーズ、ドライフルーツ、夏には器を冷やしてアイスクリームを盛ったり、冷奴を入れたり。少しずつ食べたいものを楽しく味わって欲しいです。

スモールサイズを使う さくらんぼのマリネとヨーグルト

  • さくらんぼを半分に切り種を抜いて、砂糖とレモン汁、白ワイン少々で1時間ほどマリネしてヨーグルトに添える。
使用した器

Small, Calm
Small, Sun
Small, 4 Seasons

春キャベツと浅蜊のサッと蒸し

ミディアムサイズを使う 春キャベツと浅蜊のサッと蒸し

  • 1. 鍋に春キャベツと浅蜊、少しのニンニクと酒オリーブオイルをまわしかけ、蓋をして春キャベツがくたっとなるまで蒸らしながら炊いていく。
  • 2. 塩味を調えて器に盛る。
使用した器

Medium, 4 Seasons

スナップエンドウとパクチーのフェタチーズサラダ

ミディアムサイズを使う スナップエンドウとパクチーの
フェタチーズサラダ

  • 1. スナップエンドウは茹でて半分に割る。
  • 2. 豆苗とパクチーは食べやすい大きさに切ってスナップエンドウと混ぜ合わせ、赤玉ねぎ、ビネガー、オリーブオイル、塩、はちみつを混ぜ合わせたドレッシングを合わせて器に盛り、フェタチーズを散らす。
使用した器

Medium, Calm

トマトソースパスタ

春野菜のキレイな明るい黄緑色が花を咲かせたようなカームの皿には、茹でた春野菜と生野菜を和えたサラダや、少し煮汁を一緒に入れた野菜の炊き合わせ、炒め物など。 サンの皿には、パスタや夏に食べたい冷麺、冷製スープなども合います。

ミディアムサイズを使う トマトソースパスタ

  • トマトと少しのニンニクと玉ねぎ、オリーブオイルと塩を煮込んで漉して、茹でたパスタと合わせる。
使用した器

Medium, Sun

気分も柔らかくなる春をイメージしたカームの皿には、春野菜のちらし寿司などを。太陽がサンサンと輝く夏の澄み渡る空をイメージしたサンの皿は、夏野菜の生き生きした色も受け止めてくれます。皆で取り分ける夏野菜を使ったサラダや素麺を盛ったりしても!

ラージサイズを使う 夏野菜のグリルサラダ

  • ナスとズッキーニをグリルして、トマトとトレビス、パセリ、バジルと一緒にビネガー、レモン汁、オリーブオイル、塩で和える。
使用した器

Large, Sun

'Autumn - Winter'のレシピを見る

写真:江原隆司

Exhibition  4 Seasons dish Autumn-Winter

展示会は終了しています

陶芸家竹村良訓さん、料理家冷水希三子さんと共同で作る器"4 Seasons dish"。
自然の中で育み色づく食材の豊かな彩りをすっと包み込んでくれる器です。
第二弾'Spring - Summer'の発売を記念して
イデーショップ自由が丘店にて展示会を行います。
この機会に是非お越しください。

会場:イデーショップ 自由が丘店
会期:2019年4月6日(土)〜4月22日(月)
作家在店日:4月6日(土)、7日(日)

オープニング・レセプション
4月6日(土)18:00〜19:30
※どなたでもご参加できますので、お気軽に足をお運びください。

冷水希三子さんワークショップ
4月7日(日)11:30〜 / 14:30〜
4 Seasons dishを使った季節の料理の盛り付けと楽しみ方
定員:各回6名
参加費:10,800円(税込、4 Seasons dish M付)
ご予約・お問い合わせ:店頭もしくはお電話(03-5701-7555)にて

Exhibition  4 Seasons dish Autumn-Winter