4 Seasons dishくらしを彩る器 秋・冬篇

さまざまなつくり手とともに「美意識のある暮らし」を探求するプロジェクト、IDÉE CRAFTS。
今回陶芸家の竹村良訓さん、料理家の冷水希三子さんと共に器を作りました。
“4 Seasons dish”のテーマは「四季」。
季節ごとに色づく食材や自然の彩りが、釉薬のインスピレーションです。
冷水さんが基本の色のイメージを伝え、竹村さんが釉薬のサンプルを出し、器のイメージに合う色を選びました。
第一弾の‘Autumn-Winter’は、Harvest、Breath、4 Seasonsの表情豊かな3色がラインナップ。
2019年春には4 Seasons dish第二弾‘Spring-Summer’も発売予定です。

About “4 Seasons dish”器について

器づくりのきっかけは、完成から遡ること約1年半。イデーと料理家が考える器ってどんなものだろう、という小さな想いから竹村さん・冷水さんのお二人に声をかけたことからはじまりました。

季節の食材を使ったやさしい味の料理で幅広い活動を行う料理家の冷水希三子さん。料理だけでなく器選びに盛り付け、スタイリングに至るまで洗練されたセンスとしなやかな美意識は、多くの人を魅了しています。
そんな冷水さんにとって今回は初めての器づくり。寄り添って共に形にしてくれたのは陶芸家の竹村良訓さん。

「形体と色彩の組み合わせ」を追究し、工芸の枠に留まらない新しい価値観をもつ竹村さんが作る器は、斬新な色の組み合わせと美しい佇まいが魅力。ろくろで形づくり素焼きした生地に、服を着せるように直感的に色の組み合わせを決めながら釉薬を掛けていきます。

竹村さんにとっても、ここまで料理を意識したものづくりははじめて。旬な食材を旬な時期に味わうふだん使いの器をイメージして、お二人が丁寧に色や形を考えました。
こうして自然の中で育み色づく食材が持つ豊かな彩りをすっと包み込んでくれる、「四季」の器が完成しました。

Messageメッセージ

思えば一年半程さかのぼる最初のお話の中で、
冷水さんの「お互いに焦って作る理由がないからね」という言葉が印象に残っています。
本当に贅沢な時間と、多くの方々の手間ひまの掛かった今回のもの作りは、
イメージを共有する事の難しさをそのまま表わしているようにも感じました。
それでも、打ち合わせや撮影の度に冷水さんの料理をごちそうになりながらサンプルを重ねて、
思いの詰まったものが出来た気がします。
まだまだ来年へも続く長い企画ですが、先ずは今年の「秋と冬」から始まる四季のお皿をお楽しみください。
竹村 良訓たけむら よしのり

武蔵美術大学工芸工業デザイン学科、東京藝術大学大学院保存修復学科(工芸)終了。
文化財修復を修め、古陶芸の研究・復元制作も努めながら、漆芸技法の応用による陶磁器・漆器修復にも携わる。
現在は、陶芸家・修復家の活動を中心に、自身の陶房「橙」で指導も行う。

竹村さんの作品ラインナップはこちら
いざ考えるとなると「あ〜でもない、こ〜でもない」と、どんな形でどんな色がいいのか決めるのは難しかったです。
でも皆んなで意見を交換しながら、そして一番大切にしていた「自然な色と自然な形」が胸の中にあったので
ブレずに進めれられたと思います。
一見「自然な色と自然な形」って簡単そうですが、自然を物に写すというのは簡単ではなく、
四季折々の色は生まれた時から自然と目にしていて当たり前に心地よく過ごしてきたことを
心に思い描きながら探す作業はとても気持ちよかったです。
そんな思いを形にし、使っていただく人に届くことはとても嬉しい瞬間です。
冷水 希三子ひやみず きみこ

レストランやカフェ勤務を経てフードコーディネーターとして独立。
季節の食材をシンプルにまた食べたいと思える料理を心に、レシピ開発やコーディネート、スタイリングを手がける。
著書に「ONE PLATE OF SEASONS- 四季の皿」(アノニマ・スタジオ)、「スープとパン」「さっと煮サラダ」(ともにグラフィック社)など。

Lineupラインナップ

シチュエーションによってさまざまに使い愉しむことができる4 Seasons dish。
和食・洋食問わず使いやすく雰囲気のある有機的なフォルムの鉢を、S・M・Lの3サイズご用意しました。
カラーは秋冬をイメージしたHarvest、Breath、4 Seasonsの3色です。

  • ・Harvest(ハーベスト):秋は紅葉や落葉といった色の移り変わりを楽しむ季節。秋の食材の持つ地のイメージと移ろう色の楽しさを表現した温もりのある色合い。
  • ・Breath(ブレス):冬の冷たく澄んだ空気や光、空の景色の感じを思い描いた、綺麗に澄んだグレー。
  • ・4 Seasons(フォーシーズンズ):4 Seasonsという名の通り、どの季節にもどんな装いにもなじみ、受けとめてくれる白。手に取るたびに愛着が湧きます。

※イデーショップ 自由が丘店とオンラインショップにて限定販売

Small取り皿としてはもちろん、ちょっとした前菜を盛り付けるのにもちょうど良いサイズ

Mediumメインの器として使っても、汁もの料理の取り分け皿としても活躍するサイズ

Large竹村さんが自由に作り上げたアートピース。大人数の料理をより引き立てる、いわば主役の器

Recipe冷水希三子さんが使う、フォーシーズンズ ディッシュ

お酒のアテを盛ったり、お漬物を盛ったり、薬味をいろんな種類盛ったりと、夜ご飯の時にあれこれちょっと盛りすると食卓が楽しそうです。朝ごはんにはフルーツを盛ったり、ヨーグルトを食べたりと気軽に使えます。昼ごはんには作り置きの一品を盛って、ご飯のお供にも。

スモールサイズを使う 赤キャベツとリンゴのサラダ

  • 1. 赤キャベツは千切りにして塩をもみ込んでおく。
  • 2. ワイルドライスを塩を入れた湯で茹でて、赤キャベツの水気を絞り、リンゴの千切りとボウルで合わせ、ビネガーとレモン汁、塩、オリーブオイルで味を調える。
使用した器

Small, Harvest
Small, Breath
Small, 4 Seasons

ミディアムサイズを使う カリフラワーのチーズソース

  • 1. まるのままのカリフラワーを厚手の鍋に入れ、鍋底1cmほど水を入れオリーブオイルを回しかけ、蓋をしてカリフラワーが柔らかくなるまで蒸し煮する。
  • 2. 小鍋に生クリームと牛乳、チーズを入れ火にかけ、溶けたら皿に盛ったカリフラワーにかける。
使用した器

Medium, 4 Seasons

冬になると鍋の日が多くなると思います。鍋の時の各々の少し大きめの取り皿としても使えます。一人ずつに分けた主菜にも、あとは和え物をひとつに盛る時などにもおすすめです。
冬の朝、暖かいスープを入れて朝ごはんにも良さそうですね。

ミディアムサイズを使う きのことトレヴィスのサラダ

  • 1. きのこは一口大に切る。赤玉ねぎは5mm幅のスライス。にんにくはつぶす。トレヴィスは一口大にちぎる。コリアンダーはみじん切り。ケーパーは軽く刻む。
  • 2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ強火できのこを焼いて塩味をつけてボウルに移す。
  • 3. 同じフライパンにオリーブオイルを入れ弱火で赤玉ねぎを炒める。しんなりしたら白ワインビネガーを加え、水気がなくなるまで炒めてボウルに加える。ボウルにケーパーとトレヴィス、コリアンダーを加え混ぜレモン汁と塩で調える。
使用した器

Medium, Harvest

大ぶりでスープもちょうどよく入るので、皆んなでシェアする煮込みやパスタ、冬野菜の蒸したサラダなどテーブルの真ん中に置くのにぴったりです。

ラージサイズを使う グリルチキンと白菜の
白いんげん煮込み

  • 1. 白いんげんを水に一晩つけておく。
  • 2. 骨つき鳥もも肉をグレープフルーツ果汁、塩、タイム、オリーブオイルで一晩マリネする。
  • 3. 厚手の鍋に白いんげんと水をいれ、上に白菜を半分くらいに切ってのせ、ニンニクと塩少々とオリーブオイル大さじ1を回しかけ柔らかくなるまで煮る。途中オーブンでグリルした鶏肉を乗せ10分ほど煮て、塩で味を調える。
使用した器

Large, Breath

写真:江原隆司

Exhibition  4 Seasons dish Autumn-Winter

展示会は終了しています

陶芸家の竹村良訓さん、料理家の冷水希三子さんと共につくった器“4 Seasons dish”。
テーマは「四季」。
自然の中で育み色づく食材が持つ豊かな彩りをすっと包み込んでくれる器です。
発売を記念してイデーショップ自由が丘店にて展示会を行います。
この機会に是非お越しください。

オープニング・レセプション
2018年9月7日(金)18:00〜19:30
※どなたでもご参加できますので、お気軽に足をお運びください。

作家在店日
2018年9月7日(金)、8日(土)

Exhibition  4 Seasons dish Autumn-Winter