Life in Art アートのある暮らし

福運ぶ!干支モチーフのオブジェとアート

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今年も日本各地の郷土玩具と、イデーと交流の深いアーティストによる干支モチーフの作品を紹介します。

日本では古くから、動物に宿る神秘的な力が信じられてきました。その信仰と十二支が結びつき、その年の動物の置き物を飾って「年神様」を迎える風習が生まれました。

二〇二三年は「卯年」。その飛び跳ねる姿から飛躍や向上の象徴とされている、うさぎ。うさぎが棲む月には昔から不老不死の薬があるとされ、そこから「長寿の年」という言い伝えもあります。 わらべうたや昔話にうさぎがよく登場するように、滋賀県などうさぎを神の使いとして祀っている地域もあり、日本では古くから身近に親しみを持って語られてきました。

新たな年の幕開けに、縁起を担ぐうさぎのアートを迎えてみてはいかがでしょうか。

※イデーショップ 自由が丘店、梅田店では2023年1月24日(火)まで郷土玩具と干支モチーフのアート作品を展示販売しています。

展示会詳細はこちら

うさぎ郷土玩具

郷土玩具は、江戸時代後期頃から日本各地で身近にある紙や木、竹や土などの材料を使い、こどもの健やかな成長を願って作られてきました。
時代の変化とともに後継者が減り、玩具作りが途絶えてしまう地域もあるなか、郷土玩具に魅了され収集する大人たちや伝統を守ろうとする若い作家が現れ、その文化は現代にも伝え作られ続けています。

二〇二三年の干支であるうさぎをはじめ、日本各地の縁起物を蒐めました。
素朴で懐かしい、郷土文化を色濃く感じる豊かな作品たち。
お気に入りの一品をお探しください。

郷土玩具一覧を見る

うさぎモチーフオブジェアート

今回は5名のアーティストにうさぎのアート作品制作を依頼しました。
日本のみならず、海外の童話や絵本などにも多く登場するうさぎ。そのタッチやキャラクター性が多種多様であるように、アーティストによって捉え方もさまざまです。
バラエティに富んだうさぎの表現をお愉しみください。

干支アート作品一覧を見る

参加アーティスト

  • 舞木和哉

    ユーモアと優しさのある、うさぎのアートワーク

    舞木和哉

    クリエイター。
    1976年香川県生まれ。
    イラストを描いたり紙にまつわるデザインを日々制作中。

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  • 山口一郎

    ミニマルかつ大胆さもあるドローイング作品

    山口一郎

    画家。香川県在住。セツ・モードセミナー卒業。
    青山のDEE'S HALLなどで定期的に個展を開催し、海外のギャラリーでも展示会を行う。

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  • coricci

    ストーリー性に富むcoricciワールドのうさぎたち

    coricci

    ドローイング、ペットポートレート、プロダクトサーフェスデザイン、版画技法を応用した独自画法を追求。店舗内装のアート制作監修も行う。

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  • 今井律湖

    ユニークなフォルムと表情が魅力の陶のうさぎ

    今井律湖

    陶芸家。1984年 群馬県生まれ。2006年 イギリスで陶芸を学ぶ。2011年 栃木県窯業技術支援センター卒業。2012年 栃木県益子町にて独立。

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  • 山田一成

    イラストを立体化したよう!影も愉しめるワイヤー作品

    山田一成

    ワイヤーアーティスト・グラフィックデザイナー・アートディレクター。独学でワイヤーアートの制作をはじめる。動物や昆虫をモチーフにストーリーを感じられる世界観を大切に日々制作中。

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