Life in Art アートのある暮らし

Kazumi Takigawa 瀧川かずみ

Kazumi Takigawa 瀧川かずみ

クラフト紙でできた簡素な紙袋の質感と風合いを、末永く愛用できる素材で再現しようと生まれた瀧川かずみさんのバッグ。
キャンバス生地がベースとなり、染料にはコーヒーや紅茶などを使用しています。染色後に幾重にも「ロウ」を塗り重ね、コーティングを施すことで、耐久性を高めています。使い込むごとに風合いが増し、革のようにやわらかくなじみます。丈夫でシンプルなバッグは幅広いシーンで活躍し、愛着が持てる一品です。

瀧川 かずみ

1986年生まれ。多摩美術大学にて彫刻を学ぶ。彫刻制作の過程で蝋引き鞄が生まれる。
2012年より鞄の制作を開始。現在は国内外で展示会を中心に活動を行う。