Life in Art アートのある暮らし

IDÉE CRAFTS 鳥取の工芸品と暮らしを訪ねて CRAFTED TOTTORI

自然豊かな鳥取は、民藝の精神が色濃く息づく街。
鳥取を巡り、出会ったクラフトや食、
さらにそこで暮らす方々の住処をご紹介します。

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鳥取

ものづくりが盛んな街鳥取を訪ねて

青く澄み渡る日本海、緑豊かな山々。美しい自然に囲まれた鳥取県。 この地に生まれた鳥取市出身の医師、吉田璋也氏は、柳宗悦氏が提唱した「民藝」という考えに影響を受け共感し、鳥取で民藝運動をおこした人物です。吉田氏は鳥取に古くから残るさまざまな手仕事(陶磁器、木竹工、染織など)を取り上げ、職人を指導し、次々と新しい商品を製作、それらを新作民藝と名づけました。 吉田氏の普及活動により、その精神は次の世代の職人に受け継がれ、現在も生活に寄り添うものづくりが盛んに行われています。

イデーは展示会"CRAFTED TOTTORI"のために数回にわたり鳥取を訪ねました。窯元や工房を巡り、作り手の現場で出会ったクラフトは、素朴ながらも日常生活に馴染むものばかり。また、鳥取で暮らす3組の住処(スミカ)に伺い、仕事やスタイルこそさまざまですが、鳥取に魅了され、美意識を大切にしながら生活を送る方々にインタビューしました。

鳥取で作られた素晴らしいクラフトの数々やものづくりの背景、その土地で生活を送る方々のライフスタイルを通じて、鳥取の魅力に触れてみてください。

(写真上)柳宗悦氏が提唱する民藝運動に傾倒した吉田璋也氏が開いた飲食店「たくみ割烹店」(写真右下)同じく吉田氏がプロデュースした新作民藝や、コレクションした日本・朝鮮・中国・西欧の古い時代の民芸品を1階・2階に展示する美術館「鳥取民藝美術館」(写真左下)鳥取で民藝を広めた吉田氏の指導を受け、白、緑、黒の3色を用いた色でシンプルで飽きのこないデザインのうつわを作る因州・中井窯。

鳥取の窯元でつくられる暮らしを彩る器たち

鳥取には数多くの窯元が存在します。どの窯元の作品も、素朴でありながら深みのある独特の魅力を持ったものばかり。こちらでは4つの窯元をご紹介します。

白、緑、黒の3色を用いたシンプルな器

中井窯

昭和20年、初代坂本俊郎氏が登り窯を築き、現在は二代目實男氏と三代目章氏が細部の形にまでこだわった器づくりを続けています。
中井窯の器は、白黒緑の鮮やかで美しい釉薬が印象的。シンプルながらもモダンな空気をまとっています。近年は世界的工業デザイナー柳宗理氏とのコラボレーション作品の発表するなど、注目を集めています。

  • ※自由が丘店にて数量限定販売。
  • ※オンラインショップではお取り扱いしていません。

シンプルなフォルムと深みのある暖かい色が魅力

延興寺窯

民藝運動の河井寛次郎氏の弟子であった生田和孝氏の元で修行した山下清志氏が開いた窯元です。
程よい厚みと、しなやかで手になじむ形状。地元の陶土と釉薬原料を使い、用の美を追求した無駄のない造形を細部まで丁寧に仕上げています。使い続けることで味わいを増す器です。

  • ※取り扱い終了しました。

登り窯で焼き上げるシャープな面取の器

福光焼

延興寺窯同様、生田和孝氏の元で修行した河本賢治氏が開いた窯元。
一般的な電動ロクロではなく、蹴ロクロと呼ばれる足で蹴って回す手動式のロクロを使って作品を作っています。人の足で調節するため回り方が均一ではなく、機械には出せない独特の味わいが感じられます。 黒と飴釉のコントラストが美しいお皿や面取りした土瓶や湯呑が代表的です。

  • ※取り扱い終了しました。

飴釉、白釉、鐵砂等で日々の暮らしを彩る器

山根窯

岩井窯で修行した陶芸家・石原幸二氏が青谷町に開いた窯元。 アジアやアフリカの民芸品を収集しているという石原氏の作品は、スリップウェアや飴釉を使った作品など、自由でのびやかな作風。どこか凛とした佇まいも兼ね備えている魅力的な器です。

  • ※オンラインショップにて数量限定販売。
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その他の鳥取クラフト

  • ukiroosh.
    ukiroosh.硝子

    石膏型にパウダーガラスを積めて窯で焼き、磨いて仕上げる「パート・ド・ヴェール」という手法で作られています。焼いた後に石膏型を壊して作品を取り出すため、どの作品も1点ものです。
    ※取り扱い終了

  • 因州和紙
    因州和紙和紙

    1000年以上前から、和紙作りを受け継いでいる因州鳥取。その鳥取県山根村で、機械と手仕事の融合する和紙づくりを行っています。国内だけでなく、海外でも高く評価されています。
    ※取り扱い終了

  • 山口邦子 型染め
    山口邦子型染め

    型染作家。大学在学時に、日本を代表する染色家、柚木沙弥郎氏に師事。以後、国画会を中心に作品を発表しています。2012年には日本民藝館展に入選。

  • 工房ゆみはま
    工房ゆみはま綿織物

    古くから「伯州綿」の栽培で知られる弓ケ浜。手絞りの藍で染め、高機(たかはた)で織るという昔から続く伝統的な手法を継承する綿織物の工房です。

  • 大塚刃物鍛冶×COCOROSTORE
    大塚刃物鍛冶×ココロストア包丁

    鳥取県倉吉市で営む「ココロストア」が鳥取県八頭郡と岡山県の県境にある鍛冶屋「大塚刃物鍛冶」に依頼をした包丁。希少な安来という鋼を使い、丁寧に作り上げた一品です。
    ※取り扱い終了

  • 植田正治写真美術館
    植田正治写真美術館作品集・ポストカード

    世界的写真家、植田正治氏の作品約1万2000点を収蔵、展示するミュージアム。前衛的な演出写真は「植田調」として知られ、写真誕生の地であるフランスでも日本語表記そのままに「Ueda-cho」として紹介されています。

鳥取でみつけた自分らしい豊かな暮らしLIFECYCLING in TOTTORI

”CRAFTED TOTTORI”展にて鳥取のクラフトをお買い上げいただいたお客さまにお渡ししていた、鳥取で素敵に暮らす方々にインタビューしたZINE “LIFECYCLING in TOTTORI”の内容を抜粋してご紹介します。

修復専門家 河井菜摘さんの
鳥取の住処

"鳥取県倉吉市街の中心部から車で2時間ほど、くねくねと続く山道をしばらく走った先、深い山奥にその一軒家はある。漆を中心とした修復専門家、河井菜摘さんのアトリエ兼自宅だ。こんな山奥の一軒家に女性が一人暮らし? けれども別段彼女は引きこもっているわけでもなく、修復以外にも漆作家として制作に励み、「漆と金継ぎの教室」を主宰し、京都にも拠点を持っている。"

1984年大阪府生まれ、「鳥取県にはまったく縁がなかった」という河井さんが鳥取に住むことになったきっかけ、里山の一軒家での暮らしについて伺ってきました。

Cafe「HAKUSEN」オーナー
小島 毅さん・佳織さんの

鳥取の住処

"鳥取県のほぼ中央に位置する東伯郡湯梨浜町。日本海に面した静かな町にある汽水湖、東郷池のほとりにあるHAKUSEN(ハクセン)は、2015年に小島毅さん、佳織さん夫妻が始めたカフェだ。ここでは四季折々の水辺の美しい風景を眺めながら、コーヒーと焼き菓子を味わうことができ、店の一角では古本も販売している。"

栃木県黒磯のSHOZO CAFEで店長を務めていた毅さんと、栃木県で白線文庫をスタートした佳織さんが奥様のご実家のある鳥取県でお店を開いた理由、ふたりがつくるスタイルをインタビューしました。

Shop「santana cotoya」オーナー
柴田 太一さんの

鳥取の住処

"鳥取市新町の古いビルの2Fに、古家具や雑貨を取り扱うsantana cotoya(サンタナ コトヤ)がある。元々は、ユーズド家具を扱う店santanaと雑貨店のcotoyaが同じビルの違う店として入っていたが、オーナー同士が結婚したことによって2014年に合体し、リニューアルしたというオメデタイ成り立ちの店なのだ。"

1971年鳥取県生まれの柴田さんが帰郷して、お店をスタートさせた経緯、鳥取という地で目指すお店づくりについて伺いました。

企画協力:鳥取県 写真:山本あゆみ

EXHIBITION : "CRAFTED TOTTORI" 2016.7.29 fri - 8.31 wed

展示会は終了しています

自然豊かな鳥取は、民藝の精神が色濃く息づく街。
今回イデーでは鳥取で出会ったクラフトや食、
そこで暮らす方々の住処を紹介する展示会を開催します。
窯元や工房を訪ね集めた品々は、日々の生活に馴染むものばかりです。

期間中、鳥取のクラフトをご購入のお客さま限定で、
鳥取で暮らす方々3組をインタビューしたZINE “LIFECYCLING in TOTTORI”をプレゼント。
また、トークイベントや竹かごのワークショップ、「コウボパン小さじいち」のパンの限定販売など、
盛りだくさんの内容でお届けします。この機会にぜひお越しください。
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"CRAFTED TOTTORI" 鳥取の工芸品と暮らしを訪ねて 2016.7.29 fri - 8.31 wed

濱田英明写真展 "TOTTORI TOTTORU"

写真家 濱田英明さんが、鳥取県出身の写真家 植田正治氏の命日に
初めて鳥取を訪れてから数回にわたって撮影した作品の写真展を自由が丘店にて開催します。
詳細はこちら

SPECIAL EVENT / TALK SHOW
7/30(土)18:00 イデーショップ 自由が丘店 3F

写真展を記念し、濱田英明さんのトークショーを開催します。
撮影の舞台裏や鳥取で出会ったものについてお話しいただきます。
参加費:1000円(鳥取のお菓子とお茶付)
30名様限定