GUIDO DE ZAN グイド・デ・ザン

グイド・デ・ザン氏の花器は、他にはない独特な魅力あふれる作品として好評を得ています。 表面に鉛筆で描いたような線が描かれた平たい花器には、彼の独創的な世界観を垣間見ることができます。絵画の世界から抜け出したような佇まいで、一度見たら忘れられないユニークな作品です。

Guido De Zanグイド・デ・ザン

1947年イタリア・ミラノ生まれ。
学習障害をもつ子供たちのケアをする仕事を8年間務めた後、トレント大学で心理学の学位を取得。1978年にミラノのサンロレンツォ教会近くに工房を作り、本格的な創作活動に入りました。その後現在までの38年間、世界中からの弟子や生徒達と共に、技法や素材を駆使しながら作品を作り続けています。

過去に行われた主な展覧会

イタリア、ドイツ、ベルギー、フランス各国陶芸展に出品。
1991 年以降、毎年ボローニャ「国際芸術見本市」出展。
1992 年「日本フェスティバル 1992」(ミラノ)他。
近年は「イタリア芸術家 5人展」(福岡大丸)。

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自然の力強い素材で、自分を表現する

線画を用いた独特な表現で魅力溢れる作品をつくり出す陶芸家、グイド・デ・ザン氏。絵画の世界から抜け出したような、2次元的でユニークな佇まいの作品の数々は、ミラノの旧市街、サン・ロレンツォ聖堂の近くにある小さなアトリエで生まれています。

グイド氏は、大学で社会学を学び、その後精神科医のアシスタントとして障害児の教育に従事しました。やがて、およそ8年を費やした知的な仕事と研究から距離を置き、陶芸を始めました。

なぜ陶芸か。地球、大地のような自然の力強い素材を使って自分を表現する必要がある、と感じたことがその大きな要因でした。それからは磁器に魅了され、1978年頃から現在の地にアトリエを構えて本格的な活動をスタートしました。陶芸をはじめて2〜3年はろくろを使用し、家庭で使う器などを中心に制作していたそうです。

それから約10年にわたり、日本の「楽焼」の技術についての研究を行いました。「楽焼」はこの20年ほど、アメリカやヨーロッパの陶芸家にも用いられている技法です。その研究過程でグイド氏の作品制作は、家庭で使うものを中心としたものから、人形や動物のオブジェ、パネルなど、より象徴的なかたちのものへと移っていきました。製法も、ろくろから平板技法のようなさまざまな技法を用いるようになり、現在のような独創的な作品を生み出すようになりました。

魅力溢れる作品づくりを支える技

グイド氏の作品づくりで用いられる平板技法とは、粘土を手で薄い板状にのばしたものを2枚張り合わせて立体的に形成し、電気炉で素焼き、乾燥させた後、内側だけに釉薬をかけ、もう一度高温(1240℃)で本焼きをし、硬質な磁器をつくる手法です。

特徴である線画は、ベースが黒地のものは、粘土を乾燥させる前の状態で粘土の表面をグラフィカルに削ったもの。白地のものは、乾燥させた後、表面に陶器専用のパステルで描いて本焼きしたものです。

線画のモチーフは、東洋の表意文字、日本の文化や禅の哲学などにも関係しており、また50年代のアメリカの絵画(サイ・トゥオンブリーやマーク・トビー等)からもインスピレーションを受けているそう。線画によって、作品に繊細ながらも活き活きとした豊かな表情が生まれています。

作品紹介

代表作でもある線画を施した花器を中心に、ボードゲームをモチーフとした陶板やぽってりとした艶のある黒の花器など、新作も交えてご紹介いたします。くすっと笑ってしまいそうな繊細で魅力的な作品たちをぜひご覧ください。

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EXHIBITION : Guido de Zan Exhibition 2016.3.4 fri - 3.30 wed

展示会は終了しています

ミラノを拠点に活動を行う陶芸作家Guido de Zan(グイド・デ・ザン)氏の、
新作の花器、オブジェ、陶板など形やサイズもさまざまなアート作品が登場します。

表面に鉛筆で描いたような線が描かれた平たい花器には、
彼の独創的な世界観を垣間見ることができます。
絵画の世界から抜け出したような佇まいで、
一度見たら忘れられないユニークな作品です。

繊細で魅力的な作品たちをぜひご覧にお越しください。

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Antonis Cardew Exhibition 2015.3.6 fri - 4.6 mon