1996年原美術館を皮切りに世界6都市を巡回した「倉俣史朗の世界」展のカタログです。重版のたびに即完売、再入手は困難と言われてきましたが、数年ぶりに待望の復刻が果たされました。
中には倉俣史朗の家具や空間デザインの作品や活動の記録がほぼ全て網羅されると同時に、本人が生前、デザインに関する考え方を述べた言葉も数多く掲載されています。また、監修に田中一光、編集長には植田実があたるほか、磯崎新やエットーレ・ソットサスらがエッセイを寄稿しており、倉俣史朗と同時代を過ごした人々の想いからも、氏の魅力が深く偲ばれます。
今あらためて倉俣史朗を知り、感じるために、非常に貴重なそしてこの上ない一冊を、どうぞご堪能ください。