Life in Art アートのある暮らし

Life in Art #54 HOUXO QUE × Daisuke Ishizaka "hovers"

Houxo Queが2020年コロナ禍の中アトリエでインスタレーションを制作し、それをフォトグラファー石阪大輔が撮影しました。見通せない時代の中で翻弄され続ける状況に重ねるように、水平に置かれた画面の上をたゆたい流れていくメディウムの姿を記録した作品をお愉しみください。

HOUXO QUE
HOUXO QUE

現代美術作家。1984年東京生まれ。1999年グラフィティを始める。10代でグラフィティと出会い、ストリートで壁画中心の制作活動を始める。以後現在まで蛍光塗料を用いたペインティング作品とブラック・ライトを使用したインスタレーションで知られる。作品の制作過程をショーとして見せるライブペイントも数多く実施。2012年頃よりディスプレイに直接ペイントをする制作をはじめ、2014年BCTION、2015年Gallery OUT of PLACEにて16,777,216viewシリーズを発表した後さまざまな企画展示およびアートフェアなどで活躍、現代アートのシーンにおいて注目を集めている。

石阪大輔

フォトグラファー。1973年東京生まれ。旅がきっかけで写真を撮り始める。スタジオ勤務、写真家のアシスタントを経て、2006年グラフィックデザイナー、ペインターと共にHatos inc.を設立。広告・カタログ・雑誌・アーティストのポートレイトやジャケットなど幅広い被写体に対し、一貫して表現されるシャープなディテールと程よい重量感に定評がある。
写真展:「SJK01」@Sputnik Low(青山)2004 /「HAJIMARI」@Hellion Gallery(Portland,OR)2012 /「HOMY」@Hatos Bar(中目黒)2013 /「LAST SUMMER」@Hatos Outside (下高井戸)2019